幼少期に両親が離婚し、父子家庭で育った芸人さんをご存知ですか？そんな環境を乗り越え、キングオブコントで活躍する人気芸人へと成長した方がいます。 お笑いコンビ「蛙亭」のイワクラさんは、宮崎県の自然豊かな環境で育ち、父と妹との3人暮らしという環境で、たくましい性格を形成してきました。
高校卒業後、フリーター生活を経てNSC大阪校に入学し、相方の中野周平さんと出会って蛙亭を結成。2021年にはキングオブコントで決勝6位、2023年も決勝進出を果たすなど、実力派芸人として頭角を現しています。YouTubeチャンネルも10万人を突破し、アメトークやさんまのお笑い向上委員会など、多数の人気番組にも出演しています。
本記事では、蛙亭イワクラさんの生い立ちから、芸人としての成功までの道のりを詳しく紹介します。赤ちゃん人形が趣味で、ジョイフルのハンバーグが大好物という意外な一面も含めて、知られざる素顔に迫ります。
蛙亭イワクラの出身地や学歴は？
お笑いコンビ「蛙亭」のツッコミ担当、イワクラさんの出身地や学歴について詳しくご紹介します。彼の生い立ちや学生時代のエピソードを通じて、現在の芸風に影響を与えた背景も見えてきます。
宮崎県小林市出身
イワクラさんは、宮崎県の南西部に位置する小林市の出身です。小林市は霧島連山の麓に広がる自然豊かな地域で、温暖な気候と豊かな農業環境で知られています。
小林市は「えびの高原」や「生駒高原」といった観光スポットにも近く、四季折々の自然を楽しめる環境で育ったことが、イワクラさんの豊かな感性の形成に影響を与えたと考えられます。
また、地域のコミュニティが強く、人々の温かい交流が盛んな土地柄であることも、イワクラさんの人柄形成に良い影響を与えたと推測されます。
小林市立三松中学校でハンドボール部
中学時代、イワクラさんは小林市立三松中学校に通い、ハンドボール部に所属していました。ハンドボールは、チームワークと瞬時の判断力が求められるスポーツです。
部活動を通じて培った以下のような経験が、現在の芸人としての活動にも活かされていると考えられます。
- チームメイトとの連携力
- 状況判断能力
- 体力と精神力の向上
- 目標に向かって努力する姿勢
宮崎県立飯野高校でバドミントン部
高校進学後は、宮崎県立飯野高校でバドミントン部に所属しました。中学のハンドボールから競技を変更したことで、新たなチャレンジ精神も養われたと考えられます。
バドミントンは以下のような要素が必要とされる競技です：
- 俊敏な動きと反射神経
- 相手の動きを読む洞察力
- 戦略的な思考能力
- 個人での集中力
これらの経験は、お笑い芸人として即座な対応が求められる現在の仕事にも、大きく活かされていると推測されます。
蛙亭イワクラは父子家庭で育った
蛙亭イワクラさんは、父子家庭という環境で育ちました。現在は人気お笑い芸人として活躍していますが、その背景には特徴的な家庭環境があったことが、これまでのインタビューや発言から明らかになっています。
幼少期の環境は、後の芸人としての個性的なキャラクター形成に大きな影響を与えたと考えられます。父子家庭で育ったことで、自立心が強く、また周囲への気配りもできる人物に成長したと語っています。
小学1年で両親が離婚
イワクラさんが小学1年生の時に両親が離婚し、それ以降は父親との生活が始まりました。小学校低学年という多感な時期での両親の離婚は、子供にとって大きな環境の変化となりますが、イワクラさんは父親の献身的なサポートにより、前向きに生活を送ることができたと語っています。
父親は仕事をしながら家事や育児をこなし、イワクラさんと妹を育て上げました。この経験から、イワクラさんは「困難な状況でも諦めない」という強い精神力を身につけたと言われています。
父と妹と3人暮らし
イワクラさんは父親と妹との3人暮らしの中で、自然と家事を手伝うようになりました。料理や洗濯など、家事全般をこなすスキルを若いうちから身につけたことで、自立心が育まれました。
また、妹の存在は、イワクラさんの性格形成に大きな影響を与えました。妹の面倒を見る立場として、責任感と思いやりの心が育ったと語っています。このような環境で育ったことが、現在の男勝りな性格や、芸風にも影響を与えているとされています。
自然豊かな環境で育つ
宮崎県小林市という自然豊かな環境で育ったイワクラさんは、幼少期から外遊びを通じて、たくましさと創造力を養いました。山や川での遊びは、現在の芸人としての豊かな発想力の源になっているとも考えられます。
地域のコミュニティとの関わりも深く、近所の人々との交流を通じて、コミュニケーション能力を自然と身につけていきました。この経験は、後の芸人としての活動にも活かされており、観客との距離感の取り方にも良い影響を与えていると言われています。
蛙亭イワクラの芸人になるまでの道のり
高校卒業後2年間フリーター
イワクラさんは宮崎県立飯野高校を卒業後、地元の宮崎県で2年間フリーターとして過ごしました。この期間中、イワクラさんは複数のアルバイトを経験し、主に焼肉店やファミリーレストランで接客業務に従事していました。
特に、焼肉店「はいから亭」でのアルバイト経験は、後のコンビ名の由来にもなる重要な経験となりました。接客業を通じて、人と接することの楽しさや、お客様を笑顔にすることの喜びを実感したと言われています。
この2年間のフリーター生活で、イワクラさんは将来の進路について真剣に考える時間を持ち、お笑い芸人になることを決意したと言われています。
NSC大阪校34期生として入学
2015年、イワクラさんは吉本興業の養成所であるNSC大阪校の34期生として入学しました。地元宮崎を離れ、大阪での新生活をスタートさせる決断には、お笑い芸人になるという強い覚悟が必要でした。
NSCでの学生生活では、基礎から実践的なお笑いの技術を学び、先輩芸人からの指導も受けながら、自身のスタイルを確立していきました。授業では、ネタ作りの方法やステージングの技術、話術など、芸人として必要な要素を総合的に学んでいきました。
同期には実力のある芸人の卵たちが多く、切磋琢磨しながら成長していく環境は、イワクラさんにとって貴重な経験となりました。
中野周平と出会い蛙亭結成
NSC大阪校で、同期生である中野周平さんと出会い、意気投合したイワクラさんは、お互いの持ち味を活かしたコンビ「蛙亭」を結成します。コンビ名の由来は、イワクラさんが好きなカエルと、以前アルバイトをしていた焼肉店「はいから亭」を組み合わせたものです。
2人は性格や芸風の違いを活かし、独特な掛け合いと世界観を持つコンビとして注目を集めるようになりました。イワクラさんの奔放な性格と、中野さんの冷静なツッコミという対照的な個性が、絶妙な化学反応を生み出しています。
結成当初から、お互いの個性を認め合い、高め合える関係性を築いてきたことが、キングオブコントでの活躍や、バラエティ番組への出演など、活動の幅を広げています。
蛙亭の賞レースの成績
キングオブコント2021年決勝6位
お笑いコンビ蛙亭は、2021年のキングオブコントで決勝進出を果たし、6位という成績を収めました。この大会では、「お化け屋敷」というネタを披露し、独特な世界観と緻密な構成で審査員や観客を魅了しました。
特筆すべきは、結成からわずか4年目での決勝進出という快挙です。イワクラさんの独特なキャラクターと、相方の中野周平さんとの絶妙な掛け合いが高く評価されました。
2021年の決勝進出は、蛙亭にとって大きな転機となり、その後のテレビ出演や知名度向上につながる重要な一歩となったと考えられます。
2023年も決勝進出
2023年のキングオブコントでも、蛙亭は見事決勝の舞台に駆け上がりました。2021年の経験を活かし、さらに磨きをかけたネタで観客を沸かせました。
2年連続ではない決勝進出ながら、2度目の決勝進出は実力の安定性を証明する結果となりました。特に、イワクラさんの独特な表現力と、コンビでの息の合った演技が高評価を得る要因となったと考えられます。
この実績は、若手実力派コンビとしての地位を確立する重要な一歩となりました。
YouTubeチャンネル10万人突破
蛙亭は、テレビ出演だけでなくYouTubeでも精力的に活動を展開し、チャンネル登録者数10万人を突破する成果を上げています。
チャンネルでは、コント動画や日常的なvlog、そしてイワクラさんの独特な視点からの企画は、視聴者から高い支持を得ています。
YouTubeでの活動は、若い世代へのアプローチとして効果的であり、新たなファン層の開拓にも成功していると考えられます。
バラエティ番組に多数出演
賞レースでの活躍を経て、蛙亭は「アメトーーク」や「さんまのお笑い向上委員会」といった人気バラエティ番組への出演機会を増やしています。
特にイワクラさんは、独特な言い回しやキャラクター性を活かし、MCの明石家さんまさんからも評価される場面があり、芸人としての価値を高めています。
バラエティ番組での活躍は、コントだけでなく、多様な場面で活躍できる実力を持っていることの証明となっています。今後も様々な番組での活躍が期待されます。
蛙亭イワクラの意外な私生活
赤ちゃん人形が趣味
蛙亭イワクラさんの意外な趣味として、赤ちゃん人形の収集があります。この趣味は、テレビ番組「アメトーク」でも取り上げられ、話題を呼びました。
イワクラさんが所有している赤ちゃん人形は、リボーンドールと呼ばれる本物の赤ちゃんのように精巧に作られた人形です。リボーンドールは、一つ一つが手作りで、本物の赤ちゃんの写真を参考に作られており、体重や手触りまでもリアルに再現されています。
イワクラさんは、SNSで自身の赤ちゃん人形コレクションを公開することもあり、ファンからは「意外な一面」として注目を集めています。リボーンドールに洋服を着せ替えたり、写真を撮影したりする様子を投稿し、多くの反響を得ています。
この趣味は、イワクラさんの優しい性格や、物事を大切にする姿勢を表しているとも言えます。
ジョイフルのハンバーグが大好物
イワクラさんの食の好みとして特筆すべきは、ファミリーレストランチェーン「ジョイフル」のハンバーグへの強い愛着です。
宮崎県出身のイワクラさんにとって、地元に多く展開するジョイフルは思い出の場所であり、特にハンバーグは学生時代から変わらぬ定番メニューとして親しんでいます。
テレビ出演時にも「ジョイフルのハンバーグ」について語ることが多く、その熱量の高さから「ジョイフル芸人」としても知られています。肉汁たっぷりのハンバーグとデミグラスソースの相性の良さ、付け合わせの温野菜との組み合わせなど、細部にまでこだわりを持って愛好している様子が伺えます。
メディアでの発言によると、東京で活動する現在でも、地方ロケの際にはジョイフルに立ち寄ることを欠かさないとのことです。この変わらぬ食への愛着は、地元愛や素朴な人柄を表す一面として、ファンからの共感を得ています。
